これはよくある訴えです。
デスクワークで尚且つ、真っ直ぐに座っていない人に多く発症する確率の高い症状です。座りながら身体を捻じったり、足を組んで座る人に多い。
基本的にそういった症状の原因としてはほぼ、間違いなく「仙腸関節」に歪みがあります。この関節、一般的には「不動関節」と認識され、歪みが起きないと思われているのですが、実際はそうでもない。結構、歪むのです。
チェック法としては、お尻に違和感がある側の腰骨部分の高さと違和感の無い側の腰骨の高さを比べます。下写真は左の方が上に挙がっています。(*ベルトのすぐ下の位置になります。)
他にも座った状態で、つま先を揃え、膝に指を置き、真上から覗くと左右の膝の出っ張り具合に相違があることが多いです。
違和感&痛みの改善法です。左のお尻がキリキリ痛むのであれば、下写真のよう格好を。
対して、右のお尻がキリキリ痛むのであれば、下写真のよう格好を。
要は、痛む側と反対側の足を挙げた肢位。寝ているだけでも良し、その姿勢で腰を左右に動かしても良し。(*少しわかりづらいですかね。)
もう一つは、下写真のように膝の「下がっている側」の足を、「出ている側」へひっかけ、その状態で両足を左右に振ります。①~④
①
②
③
④
15回から20回くらい振り、再度、チェックしてみてください。
膝の出っ張りは改善しているはずです。おそらく普段、腰が捻じれて座ってしまっているはず。(*無意識ですが)
いずれも1日2回、3週間ほどの継続運動が必要になってきます。3週間というのは人が正しい姿勢を再び学習するのに必要な期間になります。
「ローマは1日にして成らず」。人間の身体も同様です。
名古屋 整体 腰痛 せぼね研究室