右利きの皆さんは、右腕を使うとき（＝たとえば窓拭き、風呂の浴槽掃除、ほうき掃き）どちらの足を前に出すでしょうか？
多いのは左足では？
これ、欧米式の身体操作が伝わってきて以来、手と足が逆になる動作が体に染み付いているからです。右手が前へ出るときは左足、左手の時は右足を前に出すことでバランスを取っているのです。
なので筋肉の付き方もそのようになっていき、しかしそれが行き過ぎると（＝右手＋左足セットの使用過多）、症状として「痛み」や「痺れ」などが出てくるわけです。
ですから時々意識的に、右手を使う際にも、あえて右足を体の前へ出して使ってみてください。理想は左手を時々使うことですが、それで補えます。
最初はやりにくいかもしれませんが、がんばってみてください。
こういった筋肉使用の「バランス取り」は結構、大切なことだったりします。日常生活でのバランス良い動きの積み重ねで「良い背骨」は作成することができます。そしてこれがさまざまな慢性痛を解消してくれます。
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